月とギター / David Mark

こんなに世界が可視化されると思わなかった。
すべてが平等であり、ひとりひとりが自分の意見を持たなければいけない社会になるとは思わなかった。

思わなかった世界で生きている。

生き辛い、誰かの悲鳴が聞こえる夜の底は白い、白い。
死ぬことにさえ理由が必要だ、なんてことだ。

さあ、歌おう、下手くそな歌を。