2018年8月 3日 (金)

白いライン

文と写真:碇本学

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乱暴なままぶつかってくる
遊び疲れることのない
太陽の光は
平成最後の夏
アスファルトに強い影伸びる
日陰に立ち止まる人たちの細い目
Tシャツを染めていく汗
ポタリと落下して
交差点の中心で蒸発する
いつも歩く職場までの道
太陽の光は
ずっと右側にあるから
眼鏡のテンプルにそった
右側だけ日焼けのライン
そこだけ白くて
焼けてしまった部分との境界線
どこかの部族みたい
トライバルの証だぞ、これは
耳からまぶたの端まで
白いライン
大都会の交差点
太陽の光に信仰を求めた
太鼓のリズムに合わせて踊るように
この身体から
交差点の中心で
白いラインが
ポタリと落下して
地面を染める


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2018年7月28日 (土)

焚き火の持つ効能

文:重藤貴志[Signature]

少なくとも約50万年前頃から人類は火を焚いていたといわれている。
しかし、機械化が進むうち、私たちは急速に焚き火から遠ざかった。

スイッチ一つで簡単に点火できるクッキングヒーターは便利だが、
火に対する距離感は曖昧になり、適切に制御できる人は減少した。

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2018年7月20日 (金)

料理歳時記

文:曽根雅典[三軒茶屋nicolas] 絵:佐々木裕



 小さい頃、実家の駐車場の裏に杏の木が植わっていました。夏になって杏が実をつけると、夜寝ているときに、杏が駐車場のトタンの屋根の上に落ちる音がして、屋根を転がり地面に落ちる音がしました。その杏を、祖父が茣蓙の上に半割にして並べて干していました。わたしは、干されている杏の蒸れた甘いにおいが苦手で、いつも遠巻きに眺めていました。30年以上前の話です。

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2018年7月14日 (土)

月とギター / David Mark

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2018年6月22日 (金)

そこへ至るまでの道のり

文:重藤貴志[Signature]

物事を理解するためには、段階を踏まなければならない。
特に未知との遭遇は、意志の疎通に膨大な時間が必要になる。

その時間を一気に短縮したのがインターネットだろう。
世界中からアップロードされた知識の断片を検索で見つけ、
あっという間にわかったような表情をすることができる。

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2018年6月17日 (日)

なにひとつ

文と写真:碇本学

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2018年6月10日 (日)

料理歳時記

文:曽根雅典[三軒茶屋nicolas] 絵:佐々木裕

さくらんぼ(桜桃)

「蔓を糸でつないで、首にかけると、桜桃は、珊瑚の首飾りのように見えるだろう。
しかし、父は、大皿に盛られた桜桃を、極めてまずそうに食べては種を吐き、食べては種を吐き、食べては種を吐き、

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2018年5月19日 (土)

舌頭千転

文:重藤貴志[Signature]

「句調はずんば舌頭に千転せよ」という言葉がある。
松尾芭蕉の高弟である向井去来が書き遺した言葉だ。

どうしても良い文章が書けないときは、
何度でも口に出して確かめてみればいい。

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2018年5月 3日 (木)

新市街

文と写真:碇本学

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2018年4月20日 (金)

『RECORD JUNKIE ANIMALS』 新世代 (RJA-008)

文と絵:山田タクヒロ

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