2018年12月 7日 (金)

時、留まらず

文:重藤貴志[Signature]

年の瀬が迫るにつれ、何かと気忙しくなってくる。
ラジオからはクリスマス・ソングが流れはじめ、
ケーキの予約を急かすコマーシャルが焦りを助長する。

一年が過ぎるのは、どうしてこんなに早いのだろう。
ふと気がつけば、いつの間にか季節は巡っている。

何をしていようが、大晦日は近づいてくるし、
『紅白歌合戦』が終われば、新しい年が明ける。
それは昭和生まれの日本人のアイデンティティーだ。

若い頃は屁とも思わなかった節目というものが、
知らず知らずのうちに大切に感じられるようになった。
厳密に言えば、その瞬間だけを重視するのではなく、
前後の時間まで含めた“流れ”を味わっているのかもしれない。
その証拠に、最近は『ゆく年くる年』が楽しみになっている。

どんなに年月の体感速度が上がったとしても、
結局“流れ”から逃れられはしないのだから、
きっと焦ったところで何の意味もないのだろう。
2018年の終わりは、心安らかに迎えたい。

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2018年11月 9日 (金)

手が失ったもの

文:重藤貴志[Signature]

ずっとPCのキーボードを叩いていると、
手が大きな溜め息をついたような気がする。

特に痛みを感じるわけではないけれど、
無言で「ほかのことをさせてくれ」と訴えてくる。

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2018年11月 3日 (土)

惑わされて

文と写真:碇本学

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2018年9月15日 (土)

土までの距離を思う

文:重藤貴志[Signature]

普段よりも長い距離を歩くと、翌日には足の裏が痛くなる。
最大の原因は、不摂生と運動不足であることは間違いない。
だが、踏みしめる地面の硬さも大きく影響しているだろう。

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2018年9月 7日 (金)

アンドゥトロワ

文と写真:碇本学

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2018年8月31日 (金)

厨房へ入り浸る

文:重藤貴志[Signature]

下手の横好きだが、自分で料理をするのは苦にならない。
ベースになっているのは、何と言っても母のつくる食事である。

「家事は嫌い、料理は面倒」と笑いながら公言する母だが、
いつもその手際は魔法のようで、食卓には多くの皿が並ぶ。

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2018年8月 3日 (金)

白いライン

文と写真:碇本学

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2018年7月28日 (土)

焚き火の持つ効能

文:重藤貴志[Signature]

少なくとも約50万年前頃から人類は火を焚いていたといわれている。
しかし、機械化が進むうち、私たちは急速に焚き火から遠ざかった。

スイッチ一つで簡単に点火できるクッキングヒーターは便利だが、
火に対する距離感は曖昧になり、適切に制御できる人は減少した。

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2018年7月20日 (金)

料理歳時記

文:曽根雅典[三軒茶屋nicolas] 絵:佐々木裕



 小さい頃、実家の駐車場の裏に杏の木が植わっていました。夏になって杏が実をつけると、夜寝ているときに、杏が駐車場のトタンの屋根の上に落ちる音がして、屋根を転がり地面に落ちる音がしました。その杏を、祖父が茣蓙の上に半割にして並べて干していました。わたしは、干されている杏の蒸れた甘いにおいが苦手で、いつも遠巻きに眺めていました。30年以上前の話です。

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2018年7月14日 (土)

月とギター / David Mark

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