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david jk の投稿

盗まれたものの行方

  • 投稿日: 2019年3月22日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 重藤貴志[Signature]

文:重藤貴志[Signature] さっきまで机の上にあったボールペンが消えた。 ほんの数秒前にメモを取り、そこに置いたのに。 集中力に欠けている上、注意力が散漫なせいか、 昔からいろいろなものをなくしては探し回ってきた… 盗まれたものの行方 の続きを読む

日常に美しさを

  • 投稿日: 2019年3月8日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 重藤貴志[Signature]

文:重藤貴志[Signature] 日常の品としてつくられたものが芸術として評価されることがある。 たとえば、気の遠くなるような精緻な細工が施されている壺や皿。 熟練の職人たちによる作業の積み重ねが、それを見る者の感動を… 日常に美しさを の続きを読む

コーヒー&ドーナツ

  • 投稿日: 2019年2月23日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 小林賢恵

文と絵:小林賢恵 自分の飲みたいもの、食べたいものがわかるって、 幸せなことだなと思う。 選べるのは、知っているから。 その飲みものや食べものの香りや温度、食感、そして味を。 それは、人生の経験値。 生きてきた時間や行動… コーヒー&ドーナツ の続きを読む

何も言わなくても

  • 投稿日: 2019年2月1日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 重藤貴志[Signature]

文:重藤貴志[Signature] 言葉を交わさなくても、言いたいことが伝われば――。 誰にでも、年に何度かはそう思う瞬間があるのではないか。 人が言葉を手に入れる前、遥かな昔はどうしていたのだろう。 視線や唸り声、身振… 何も言わなくても の続きを読む

時、留まらず

  • 投稿日: 2018年12月7日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 重藤貴志[Signature]

文:重藤貴志[Signature] 年の瀬が迫るにつれ、何かと気忙しくなってくる。 ラジオからはクリスマス・ソングが流れはじめ、 ケーキの予約を急かすコマーシャルが焦りを助長する。 一年が過ぎるのは、どうしてこんなに早い… 時、留まらず の続きを読む

手が失ったもの

  • 投稿日: 2018年11月9日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 重藤貴志[Signature]

文:重藤貴志[Signature] ずっとPCのキーボードを叩いていると、 手が大きな溜め息をついたような気がする。 特に痛みを感じるわけではないけれど、 無言で「ほかのことをさせてくれ」と訴えてくる。 そんなときは、万… 手が失ったもの の続きを読む

惑わされて

  • 投稿日: 2018年11月3日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 碇本学

文と写真:碇本学 つめの薄皮を剥く 半開きのまぶた 陥没した乳首に溜まる蜜 ぞわりと毛羽立つうぶ毛 段々畑のような雲空に カーテンのような光が差して 惑わされて紅葉 落ちているお菓子のチョコレートのトレイ 動物病院には飼… 惑わされて の続きを読む

土までの距離を思う

  • 投稿日: 2018年9月15日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 重藤貴志[Signature]

文:重藤貴志[Signature] 普段よりも長い距離を歩くと、翌日には足の裏が痛くなる。 最大の原因は、不摂生と運動不足であることは間違いない。 だが、踏みしめる地面の硬さも大きく影響しているだろう。 アスファルトは硬… 土までの距離を思う の続きを読む

アンドゥトロワ

  • 投稿日: 2018年9月7日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 碇本学

文と写真:碇本学 片方の翼だけ残された 路上のサイクル あの日僕らのうえに堕ちてきた不安 中性脂肪がにじみ出すような 財務整理が追いつかない アンドゥトロワ 風が強い日の 灰色の空 塵がふきとばされて 視界がクリーンに … アンドゥトロワ の続きを読む

厨房へ入り浸る

  • 投稿日: 2018年8月31日 2019年8月19日
  • 投稿者: david jk
  • カテゴリー: 重藤貴志[Signature]

文:重藤貴志[Signature] 下手の横好きだが、自分で料理をするのは苦にならない。 ベースになっているのは、何と言っても母のつくる食事である。 「家事は嫌い、料理は面倒」と笑いながら公言する母だが、 いつもその手際… 厨房へ入り浸る の続きを読む

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